「TOEIC対策スクールは高い」と言われます。
公式サイトに出ている金額を並べると、2か月で374,880円(税込)、3か月で632,500円(税込)というのが今の中心帯です。
ただ、この総額だけを見比べても、どれが高いのかは決まりません。
同じ40万円台でも、指導が合計13時間のコースと、学習時間を160時間確保させるコースでは、1時間あたりの負担が8倍以上ちがうからです。
この記事では、公式サイトに実際に載っている数字だけを使って、総額と1時間単価の両方に直して並べます。
確認日は2026年9月11日です。
【結論】TOEIC対策スクールの料金は総額ではなく「1時間単価」で並べ替える
- 公式表示の中心帯は、2か月一括で374,880円(税込)、3か月で632,500円(税込・入会金込み)
- 比べる式は「支払総額(入会金・教材費・分割手数料を含む税込)」÷「その期間に確保する学習時間」の1本だけ
- レッスン時間だけで割ると1時間あたり3万円台〜5万円台になり、自習を含む総学習時間で割ると2,300円前後に落ちる
- 分割払いにすると、公式の支払例で総額が58%増える組み合わせが実在する
- 一般教育訓練給付金は教育訓練経費の20%・上限10万円(厚生労働省)
- 確認日=2026年9月11日/出典はすべて各社公式サイトと公的機関
TOEIC対策スクールの見積もりを3社ぶん並べると、たいてい数字が近くなります。
40万円前後、60万円前後という帯にきれいに収まるからです。
そこで総額だけを見ると「どれも同じくらい」に見えてしまいます。
分かれ目は金額ではなく、その金額で何時間ぶんの指導と学習がついてくるかです。
だから採点の軸を1時間単価に置き換えます。
やることは、支払う総額を、その期間に確保する学習時間で割るだけです。
この1本の式に通すと、40万円のコースと3万円のサービスが同じ土俵に乗ります。
以下、公式表示の実測値からその計算を組み立てます。
TOEIC対策スクールの料金を公式サイトの表示どおりに並べた
まず、加工をしていない公式表示をそのまま置きます。
ここに書く金額は、2026年9月11日にすべて各社の公式ページで確認したものです。
| サービス(コース) | 公式表示の料金 | 入会金 | 期間の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| プログリット TOEIC L&R TESTコース | 2か月 457,600円/3か月 632,500円/6か月 1,190,200円/12か月 2,299,000円(すべて税込) | 受講料に入会金55,000円を含む | 2〜12か月 | 公式 |
| トライズ TOEIC L&R対策プログラム | 2か月一括 340,800円(税抜)=374,880円(税込) | 公式の料金表に別建ての記載なし | 2か月 | 公式 |
| RIZAP ENGLISH TOEIC L&R TESTスコアアップコース | 16回 437,800円/24回 580,800円/32回 723,800円(すべて税込) | 55,000円(税込)が別途 | 週2回ペースで16回=約2か月 | 公式 |
| スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策コース ベーシックプラン | 月額 3,278円/6か月パック 18,348円/12か月パック 32,736円(税込) | 0円 | 1〜12か月 | 公式 |
通学・オンラインのコーチング型が3つ、アプリ型が1つです。
コーチング型の下限は374,880円(税込)、上限は12か月で2,299,000円(税込)でした。
アプリ型と比べると、12か月パック32,736円(税込)に対しておよそ70倍の開きがあります。
この開きは「人が付くかどうか」の値段だと考えると理解しやすいです。
人が付く分の値段が妥当かどうかは、総額では判定できず、1時間単価に直してはじめて判定できます。
なお、RIZAP ENGLISHには平日12〜17時に限定したワークデイコース24回 475,200円(税込)と、学生限定で通常コース価格より33%オフになる16回 297,000円(税込)の表示もあります。
時間帯や属性を絞れる人は、同じ回数でも下の段の価格に乗れます。
英会話スクール全体の料金の見方は英会話スクールの料金の見方にまとめています。
TOEIC対策スクールの料金を1時間単価に直す計算式
使う式は2本です。
- レッスン単価=支払総額(税込)÷(1回の指導時間×回数)
- 学習時間単価=支払総額(税込)÷(その期間に確保する総学習時間)
1本目は「人に見てもらう時間」の値段です。
2本目は「その金額で自分が動く時間」の値段です。
この2本は必ず両方出します。片方だけだと判断を誤ります。
レッスン単価を出す
RIZAP ENGLISHはよくある質問で「週2回、一回50分のレッスン」と明記しています。
16回コースなら指導時間は50分×16回=800分、つまり13.3時間です。
支払総額は入会金55,000円+コース料金437,800円=492,800円(税込)と公式の支払例に書かれています。
492,800円÷13.3時間=1時間あたり約36,900円です。
トライズはプライベートレッスン25分を週2回、2か月実施すると公式に書かれています。
25分×2回×8週=400分、つまり6.7時間です。
374,880円÷6.7時間=1時間あたり約56,000円になります。
この数字だけを見ると、とても払えないという結論になります。
学習時間単価を出す
ところが、コーチング型の商品は指導時間を売っているのではありません。
プログリットは公式ページで「3時間の学習を毎日実施」と書いています。
3か月コースを90日として、3時間×90日=270時間です。
632,500円÷270時間=1時間あたり約2,340円になります。
トライズはスコアアップ保証の適用条件として「週20時間以上の学習達成」を挙げています。
20時間×8週=160時間です。
374,880円÷160時間=1時間あたり約2,340円でした。
偶然ですが、2社ともほぼ同じ水準に着地します。
| サービス | 支払総額(税込) | 割る時間 | 1時間単価 | 時間の根拠 |
|---|---|---|---|---|
| RIZAP ENGLISH 16回 | 492,800円(入会金込み) | 13.3時間(50分×16回) | 約36,900円 | 公式FAQ「週2回、一回50分」 |
| トライズ 2か月 | 374,880円 | 6.7時間(25分×週2回×8週) | 約56,000円 | 公式「プライベートレッスン(25分)週2回」 |
| トライズ 2か月 | 374,880円 | 160時間(週20時間×8週) | 約2,340円 | 公式のスコアアップ保証条件「週20時間以上の学習達成」 |
| プログリット 3か月 | 632,500円(入会金込み) | 270時間(1日3時間×90日) | 約2,340円 | 公式「3時間の学習を毎日実施」 |
| スタディサプリ 12か月パック | 32,736円 | 270時間(同じ学習量を仮定) | 約121円 | 比較のため上と同じ270時間で割った参考値 |
表の最後の行は、比較のために同じ270時間を当てはめた参考値です。
ここで分かるのは、コーチング型の2,340円という数字が「教材代」ではなく「毎日3時間を実行させる仕組みの代金」だということです。
自分ひとりで毎日3時間を3か月続けられる人にとっては、その差額は不要な出費になります。
逆に、過去に独学が続かなかった実績がある人にとっては、その差額が本体です。
TOEIC対策スクールの料金表示を10項目で採点する
料金そのものの高低ではなく、料金の「見せ方」を採点します。
検討の初期に落とすべきなのは、高いスクールではなく、総額が確定しないスクールだからです。
10項目・各10点、合計100点で見ます。
| # | 採点項目 | 満点(10点)の条件 | 0点になる状態 |
|---|---|---|---|
| 1 | 総額の表示 | 契約期間ぶんの総額が税込で1画面に出ている | 月額だけが大きく出ていて総額が無い |
| 2 | 税表記 | 税込か税抜かがすべての金額に添えてある | 表記が無い、または一部だけ |
| 3 | 入会金 | 金額と、受講料に含まれるかどうかが書いてある | 「別途」とだけ書いてある |
| 4 | 教材費 | 含まれる範囲と、別途購入の有無が書いてある | 記載が無い |
| 5 | 指導時間 | 1回の分数と回数が書いてある | 「マンツーマン」としか書いていない |
| 6 | 想定学習時間 | 1日または週あたりの学習時間の目安が書いてある | 記載が無い |
| 7 | 分割払い | 回数・金利・支払総合計が書いてある | 「分割可」とだけ書いてある |
| 8 | 給付金 | 対象コースと給付率が書いてある | 「対象」とだけ書いてある |
| 9 | 返金の条件 | 日数・手続き方法・対象外の範囲が書いてある | 返金保証の語だけがあり、条件(日数・手続き方法)の記載が無い |
| 10 | 継続・延長 | 修了後に続ける場合の料金が書いてある | 記載が無い |
この10項目で、公式ページを見ながら1項目ずつ合否を付けていきます。
7番の分割払いは、特に落としやすい項目です。
RIZAP ENGLISHは公式ページに支払総合計まで書いていますが、これは業界では珍しい部類に入ります。
8番の給付金も、対象コースを限定しているかどうかで手取りが変わります。
プログリットは「3か月コースのみ」、RIZAP ENGLISHは「24回・32回のみ」と公式に明記しています。
対象コースを確かめずに短いコースを契約すると、給付金は1円も戻りません。
スクールの選び方そのものは英会話スクールの選び方で10の基準に分けています。
TOEIC対策スクールの料金に隠れている5つの追加費用
見積もりに出てこない支出が5つあります。
この5つを足さずに比較すると、総額が10万円単位でずれます。
1. 入会金
RIZAP ENGLISHは、おひとり様55,000円(税込)の入会金が別途発生すると公式ページに書いています。
プログリットは受講料に入会金55,000円を含むと注記しています。
同じ「55,000円」でも、含まれているのか別建てなのかで、比較表の数字が変わります。
2. 教材費
RIZAP ENGLISHはよくある質問で、英語の実力に合わせてトレーナーが選定する市販の教材を購入いただくこともあると書いています。
プログリットはカリキュラムに必要な教材一式を提供するとしたうえで、オンライン英会話サービスのみ別契約が必要と注記しています。
金額が確定しない項目なので、カウンセリングで上限を聞くのが確実です。
3. 受験料
TOEIC L&R公開テストの受験料はIIBCの公式ページで7,810円(税込)と表示されています。
スコアの前後比較をするなら最低2回、受験料だけで15,620円(税込)が乗ります。
なお、トライズは入会するとTOEIC L&R IPテスト(オンライン)を無料で受験できると書いており、プログリットもTOEIC IPテストの受験2回(前後)をプログラム内容に含めています。
この項目は、スクール側が吸収してくれる場合があります。
4. 分割払手数料
次のH2でまとめて扱いますが、ここが最大の上乗せになります。
5. 継続・延長の費用
トライズはTOEIC対策コースの修了生限定の継続コースを、月々83,800円(税抜)=92,180円(税込)からと公式に表示しています。
目標に届かなかったときに続ける費用まで含めて、はじめて総額です。
- 入会金(含まれるか別建てか)
- 教材費(提供範囲と別途購入の有無)
- TOEIC L&R公開テストの受験料 7,810円(税込)×受験回数
- 分割払手数料
- 修了後に続ける場合の継続コース料金
TOEIC対策スクールの料金を下げる一般教育訓練給付金の条件
自己負担を最も大きく下げられる公的な制度が、教育訓練給付金です。
厚生労働省のページでは、給付の種類が3つに分かれています。
| 区分 | 給付率 | 上限 | 支給のタイミング |
|---|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 教育訓練経費の20% | 10万円 | 訓練修了後 |
| 特定一般教育訓練 | 教育訓練経費の40% | 20万円 | 訓練修了後 |
| 専門実践教育訓練 | 教育訓練経費の50% | 年間40万円 | 受講中6か月ごと |
語学系のコースで案内されることが多いのは、いちばん上の一般教育訓練です。
給付率は20%、上限は10万円です。
トライズはTOEIC L&R対策プログラムについて「教育訓練給付制度対象(料金の20%給付)」と公式に表示しています。
374,880円(税込)の20%は74,976円なので、上限10万円の範囲に収まります。
プログリットは一般教育訓練給付制度の利用で受講料が最大10万円キャッシュバックされるとし、3か月コースのみが対象と注記しています。
RIZAP ENGLISHはよくある質問で、対象はTOEIC L&R TESTスコアアップコースの24回と32回だと明記しています。
また、割引や会社からの補助金を使った場合は、その分を差し引いた金額の20%が受給額になるとも書いています。
割引と給付金は重ねて得をするのではなく、割引した後の金額に20%がかかります。
手続きの窓口は各社ではありません。
厚生労働省のページには、支給申請は住まいを管轄するハローワークで受け付けると書かれています。
対象講座かどうかは、同じページから入れる教育訓練講座検索システムで確認できます。
- 受給要件の有無は、契約前にハローワークで確認する
- 対象コースは各社が限定している(期間や回数で変わる)
- 支給は修了後なので、契約時は満額を用意する必要がある
- 修了認定基準を満たさないと支給されない
TOEIC対策スクールの料金は分割払いでいくら増えるか
ここが、料金比較でいちばん見落とされる場所です。
公式サイトに載っている支払例をそのまま拾うと、分割の上乗せは13%から58%でした。
| サービス | 一括の総額(税込) | 分割条件 | 分割後の支払総合計 | 上乗せ額 |
|---|---|---|---|---|
| RIZAP ENGLISH 16回 | 492,800円(入会金55,000円+437,800円) | 60回払い・頭金0円 | 779,905円 | 287,105円 |
| プログリット 2か月 | 457,600円 | 36回 | 517,984円 | 60,384円 |
| プログリット 3か月 | 632,500円 | 36回 | 716,746円 | 84,246円 |
| プログリット 6か月 | 1,190,200円 | 36回 | 1,350,533円 | 160,333円 |
| プログリット 12か月 | 2,299,000円 | 36回 | 2,610,608円 | 311,608円 |
RIZAP ENGLISHの数字は、公式ページの注記にある支払例そのものです。
初回18,805円(税込)、月々12,900円(税込)を59回、お支払総合計779,905円(税込)と書かれています。
月々12,900円という見出しの数字は本当ですが、その裏で総額は287,105円増えています。
プログリットは分割払手数料を金額で公開しており、3か月プランを36回にすると84,246円の手数料がかかると表示しています。
金利は実質年率8.5%、頭金15,000円という条件も注記されています。
トライズは最大48回、実質年率7.9%のローンと公式に書かれており、一括払いの場合は受講期間に応じて最大10万円の割引が適用されるとしています。
一括なら10万円引き、分割なら手数料が乗る。この差は、同じ商品で20万円以上ひらくことがあります。
短期集中型の比べ方は英会話の短期集中と長期通学の違いも合わせて見てください。
TOEIC対策スクールの解約・返金で確認する項目
契約前に必ず見るべきなのが、途中でやめたときにいくら戻るかです。
語学教室は消費者庁の特定商取引法ガイドで特定継続的役務提供に指定されています。
期間が2か月を超え、契約金の総額が5万円を超えるものが対象です。
入学金・受講料・教材費・関連商品の販売を合計して5万円を超えれば対象になる、とガイドに明記されています。
この指定に入ると、事業者側に義務が発生します。
- 契約前に、契約の概要を書いた「概要書面」を渡す
- 契約後に、遅滞なく「契約書面」を渡す
- 書面にはクーリング・オフと中途解約の事項を書く
- クーリング・オフの事項は赤枠の中に赤字で書く
- 書面の字と数字は8ポイント以上にする
クーリング・オフは、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内です。
書面でも電磁的記録でも解除でき、役務がすでに提供されていても対価を支払う必要はないとガイドに書かれています。
8日を過ぎた後は、中途解約になります。
事業者が請求できる額には、次の上限が定められています。
| 解約のタイミング | 語学教室の上限 | 内訳 |
|---|---|---|
| 役務提供開始前 | 1万5000円 | 契約の締結と履行のために通常要する費用として政令で定める額 |
| 役務提供開始後 | 提供済みの対価+5万円または契約残額の20%のいずれか低い額 | 契約残額=対価の総額から提供済みぶんを引いた額 |
つまり開始後でも、残っている期間ぶんは20%を超えて取られない、というのが法律の線です。
各社の自主的な保証は、この法律の線の上に乗っています。
プログリットは30日間の全額返金保証を掲げ、条件として入会金を除く全額の返金であること、所定の手続きが必要であることを注記しています。
さらに30日を超えても日割りで未受講分を返金し、残り日数により最大5万円の解約金が発生すると書いています。
RIZAP ENGLISHの30日間全額返金保証は、条件が細かく公開されています。
対象はプログラム開始から30日間、手続きは来店のうえ書面で行い、電話やメールでは受け付けないと明記されています。
利用すると再入会できない点も書かれています。
トライズは受講開始から1か月以内に退会した場合、無条件で全額返金すると表示しています。
解約と返金の全体像は英会話スクールの解約と返金で法律の条文まで追っています。
条文そのものは消費者庁の特定商取引法のページから確認できます。
TOEIC対策スクールの無料カウンセリングで料金について聞く8つの質問
無料カウンセリングは、料金の穴を埋める場として使います。
RIZAP ENGLISHは無料カウンセリングを1回90分・0円と公式に表示しています。
90分あれば、次の8つはすべて聞き切れます。
- 入会金・受講料・教材費を合計した、税込の支払総額はいくらか
- 教材を別途購入する可能性はあるか、上限はいくらか
- 1回の指導は何分で、期間中に合計何回あるか
- 想定している1日あたりの学習時間は何時間か
- 分割にした場合の回数・金利・支払総合計はいくらか
- 給付金の対象コースはどれで、支給額はいくらになるか
- 途中でやめた場合、いつまでにどの方法で申し出ればいくら戻るか
- 期間内に目標へ届かなかった場合、続けるといくらかかるか
5番と7番は、口頭ではなく書面で受け取ってください。
特定商取引法は、契約前に概要書面を渡すことを事業者に義務づけています。
概要書面には、支払わなければならない金銭の概算額、支払時期と方法、中途解約に関する事項を書くことが定められています。
つまり、この8つはすべて紙で出てくるはずの情報です。
出てこない場合は、それ自体が採点結果になります。
無料体験で見るべき項目は英会話スクールの無料体験で見るべき12項目に分けています。
TOEIC対策スクールが向いている人・向いていない人
1時間単価まで出したうえで、最後は自分の性質と突き合わせます。
判断材料は「過去に独学で何時間続いたか」の実績だけです。
向いている人
- 過去に市販の問題集を買って、1か月以内に止まった経験がある
- 締め切りと報告先があると動けるタイプだと自覚している
- スコア提出の期限が決まっており、3か月以内に結果が要る
- 毎日3時間、または週20時間の学習時間を実際に空けられる
- 雇用保険の被保険者期間があり、給付金の受給要件を満たす見込みがある
向いていない人
- 独学で毎日1時間以上を3か月継続できた実績がある
- 学習時間を週10時間も空けられない(総額を時間で割った単価が跳ね上がる)
- 期限が決まっておらず、いつ受験するかも未定
- 分割払いでしか支払えず、上乗せ額を許容できない
- まず出題形式を知りたい段階にいる
最後の項目に当てはまる人は、いきなり40万円を払う必要はありません。
スタディサプリENGLISHのTOEIC L&R TEST対策コースは、入会金0円・月額3,278円(税込)で、TOEIC L&R 20回分相当の演習問題と580本以上の講義動画が使えると公式に表示されています。
まず1か月3,278円で走ってみて、続かなかった事実を確認してから、続かない理由にお金を払うという順番が合理的です。
初回7日間の無料体験があることも公式ページに書かれています。
TOEIC対策スクールの料金に見合ったかを3か月後に測る指標
払った金額に見合ったかどうかは、感想ではなく数字で判定します。
測る指標は4つに絞ります。
| 指標 | 測り方 | いつ測るか | 合格の目安 |
|---|---|---|---|
| 学習時間の実績 | 学習記録アプリまたは報告システムの合計時間 | 毎週 | 契約時に想定した時間の8割以上 |
| 公開テストのスコア | TOEIC L&R公開テストを受験する | 開始前と終了後の2回 | 事前に自分で決めた目標スコア |
| 語彙の到達量 | 単語帳の既知語数 | 月1回 | 目標スコアに必要な語彙水準 |
| 読む速度 | 1分間に理解できる語数 | 月1回 | 契約時より速くなっているか |
スコアは、申し込みから結果までに時間がかかります。
IIBCの公式ページによれば、スコアの表示は試験日から17日後、デジタル公式認定証の発行は19日後です。
紙の公式認定証は、申込時に発行を希望した人に試験日から30日以内に発送されます。
つまり、修了と同時にスコアを提出することはできません。
3か月コースなら、開始前に1回、終了の1か月前に1回受験しておくと、修了時点で比較できる数字が手元にそろいます。
受験料は1回7,810円(税込)なので、2回で15,620円(税込)を最初から予算に入れておきます。
テストの形式は、リスニングが約45分・100問、リーディングが75分・100問、合計約2時間で200問のマークシート方式です。
平均スコアや分布はIIBCの公式データのページで公開されているので、目標設定の材料になります。
TOEIC対策スクールの料金についてよくある質問
TOEIC対策スクールの料金の相場はいくらですか。
2026年9月11日に公式サイトで確認した範囲では、2か月一括で374,880円(税込)、3か月で632,500円(税込・入会金込み)、12か月で2,299,000円(税込)という表示でした。アプリ型のサービスは12か月パックで32,736円(税込)です。総額の幅が非常に大きいため、相場という一点では比べられません。
レッスン1回あたりの単価はどのくらいですか。
公式表示から計算すると、週2回・1回50分で16回のコースは支払総額492,800円(税込)を13.3時間で割って1時間あたり約36,900円になります。ただしコーチング型は自習の管理込みの商品なので、この数字だけで高い安いは決まりません。想定学習時間で割った単価と必ず両方を出してください。
教育訓練給付金はいくら戻りますか。
厚生労働省によると、一般教育訓練は教育訓練経費の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給されます。対象コースは各社が限定しており、公式ページには3か月コースのみ、あるいは24回と32回のみという注記があります。割引や会社の補助金を使った場合は、その分を差し引いた金額の20%になります。
分割払いにすると総額はどのくらい増えますか。
公式ページに掲載されている支払例では、492,800円(税込)のコースを60回払い・頭金0円にすると、お支払総合計は779,905円(税込)と表示されています。差額は287,105円です。別のスクールでは36回払いの分割払手数料を84,246円と公開しています。回数と金利は必ず書面で確認してください。
途中でやめたらお金は戻りますか。
語学教室は特定商取引法の特定継続的役務提供に指定されています。消費者庁のガイドによると、書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフができます。その後の中途解約でも、事業者が請求できる額は、役務提供開始前なら1万5000円、開始後なら提供済みの対価に加えて5万円または契約残額の20%のいずれか低い額が上限です。
TOEICの受験料は料金に含まれますか。
含まれるかどうかはスクールによって分かれます。IIBCの公式ページでは、TOEIC L&R公開テストの受験料は7,810円(税込)です。入会するとIPテスト(オンライン)を無料で受験できると案内しているスクールや、プログラム内容にIPテストの受験2回を含めているスクールがあります。カウンセリングで回数まで確認してください。
TOEIC対策スクールの料金のまとめ
この記事で確認したことを、判断できる形に畳みます。
- 公式表示の中心帯は2か月374,880円(税込)〜3か月632,500円(税込・入会金込み)
- 比べる式は「支払総額(税込)÷その期間に確保する学習時間」の1本
- レッスン時間だけで割ると約36,900円〜約56,000円、学習時間で割ると約2,340円
- 追加費用は入会金・教材費・受験料・分割手数料・継続費用の5つ
- 一般教育訓練給付金は経費の20%・上限10万円、支給は修了後、窓口はハローワーク
- 分割の上乗せは公式の支払例で13%〜58%
- クーリング・オフは書面受領日から8日以内、中途解約の上限は法律で決まっている
最後に、順番をひとつだけ提案します。
先に「自分が週に何時間空けられるか」を決め、その時間で総額を割ってから、支払えるかどうかを判断してください。
金額から入ると、安いほうを選んで学習時間が確保できず、結局もう一度払うことになります。
時間から入れば、どのスクールが自分にとって割に合うかが数字で出ます。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイトと公的機関の資料で確認したものです。料金や条件は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。



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