ロールプレイを本番の予行演習にする|英会話の役割練習の作り方と頼み方

ロールプレイを本番の予行演習にする|英会話の役割練習の作り方と頼み方(高正熊生のくまのアイキャッチ)

教材のロールプレイで、店員と客の役をやる。

台本を読み上げて、うまくできた気持ちになって終わる。

ところが実際の場面では、その台本どおりに相手が動いてくれない。

この記事では、英語サービスを長く見てきた立場で、英会話のロールプレイ練習を、本番で使える形に変えるための設計と頼み方を出す。

教材どおりに読む練習と、本番の予行演習は別物として扱う。

そのまま講師に渡せる設定の作り方まで書く。

この記事の内容は2026-09-20時点の一般的な運用にもとづく。ロールプレイの実施可否や進め方はコース形式によって異なるため、詳細は各スクールにご確認ください。

目次
高正熊生のアイコン(くま)

この記事を書いた人

高正熊生

  • オンライン英会話の受講&取材経験は合計50社以上
  • TOEIC920
  • 英検準一級
  • VERSANT50
  • 留学(大学/語学/ワーホリ)
  • 外資系/海外勤務経験あり
  • 海外在住歴12年
  • シャドテンアンバサダー(シャドーイング歴1年以上)

X(旧Twitter)YouTubenote

【結論】英会話のロールプレイ練習は「崩される前提」で組む

先に結論を書く。

台本どおりに進むロールプレイは、暗唱の練習であって会話の練習ではない。

本番で困るのは、想定と違う返事が来たときだ。

やり方身につくもの本番で使えるか
台本を読み上げる発音と言い回し部分的に使える
台本なしで同じ場面をやる取り出す速さかなり使える
相手に崩してもらう立て直す力そのまま使える

3段階目まで進めて、はじめて予行演習になる。

崩してもらうには、講師に頼む必要がある。

教材のロールプレイが物足りない理由

  • 相手が親切に、想定内の返事しかしない
  • 自分の生活と関係ない場面が多い
  • 台本があるので、考える時間がない
  • うまくいって終わるので、失敗の練習にならない
  • 1回やって次の課へ進むので、定着しない

4番目が大きい。

教材のロールプレイは、必ず円満に終わるようにできている。

実際の場面で困るのは、断られたとき・聞き取れなかったとき・想定外の質問が来たときだ。

その3つを練習に入れないと、本番の再現にならない。

英会話のロールプレイ練習を設計する5ステップ

  1. 場面を1つ決める(実際に来る予定があるもの)
  2. 自分の役割と目的を決める(何を達成したいか)
  3. 相手の役割と、相手の目的を決める
  4. 崩し方を3つ指定する(断る・聞き返す・話を変える)
  5. 終了条件を決める(何が起きたら終わりか)

3番を入れるのが要点だ。

相手にも目的があると設定した瞬間、やり取りが本番に近くなる。

相手が「安く買いたい」「断りたい」と思っていれば、会話は簡単には進まない。

講師に渡す設定シートの作り方

項目書くこと例
場面いつ・どこで海外の取引先とのオンライン会議
私の役立場と目的納期の延長を認めてもらう
相手の役立場と目的発注側。予定どおり進めたい
崩し方してほしい対応一度断って、理由を聞いてくる
時間何分やるか10分

この5行があれば、講師はすぐに役に入れる。

「崩し方」の行があるかないかで、練習の質が変わる。

書かなければ、講師は親切に進めてしまう。

崩し方を10通り用意する

相手に頼む「崩し方」の種類を並べる。

  • 一度断ってから、理由を聞いてくる
  • 途中で別の話題に移る
  • 聞き取れなかったふりをして、言い直させる
  • 早口で話す
  • 専門的な単語を混ぜる
  • こちらの提案に対して、条件を追加してくる
  • 沈黙して、こちらから話させる
  • 反対の立場から反論してくる
  • 想定していない質問を1つ入れる
  • 話を要約させる(つまりどういうこと、と聞く)

7番が意外に難しい。

相手が黙ったときに話を続けられるかは、実際の会議で問われる力だ。

毎回1つか2つだけ指定して、少しずつ難易度を上げる。

仕事で使える場面を20個並べる

設定に困ったときのために、具体例を出す。

  • 初対面の相手に自己紹介し、業務内容を説明する
  • 会議で進捗を報告し、質問に答える
  • 納期の延長をお願いし、代案を出す
  • 見積もりの金額を伝え、根拠を説明する
  • 値下げを求められて、断る
  • 相手の提案に反対し、理由を述べる
  • トラブルの経緯を説明し、謝罪する
  • 電話で用件を伝え、折り返しを依頼する
  • 来客を案内し、雑談でつなぐ
  • 会食の場で、仕事以外の話をする
  • 依頼を断り、代わりの方法を示す
  • 相手の誤解を訂正する
  • 打ち合わせの日程を調整する
  • 資料の内容について質問を受ける
  • 採用面接で、自分の経歴を説明する
  • 相手の話を要約して確認する
  • 複数人の会議で、割り込んで発言する
  • 聞き取れなかったときに、聞き返す
  • 決定事項を確認して、議事をまとめる
  • 取引を断られて、次につなげる

17番と18番は、練習していない人が多い。

複数人の会議で発言できないのは、英語力ではなく割り込み方を知らないからだ。

割り込みの表現は3つ覚えれば足りる。ロールプレイで実際に使ってみるのが早い。

日常の場面を20個並べる

仕事以外で英語を使う場面も出しておく。

  • 空港で乗り継ぎの場所を尋ねる
  • 飛行機が遅れて、乗り継ぎに間に合わないと相談する
  • ホテルで部屋の設備の不具合を伝える
  • 予約していた部屋と違うと伝えて、変更を求める
  • レストランでアレルギーを伝えて、代替を聞く
  • 注文したものと違う料理が来たと伝える
  • 店で商品の在庫を確認する
  • 買った商品を返品する
  • 道を尋ねて、説明を聞き取る
  • タクシーで行き先を伝え、経路を相談する
  • 体調が悪いと伝えて、薬局で相談する
  • 荷物が届かないと伝えて、対応を求める
  • 近所の住人と、生活音について話す
  • 子どもの学校の先生と面談する
  • 銀行や役所で、手続きの方法を尋ねる
  • 旅行先で、現地の人と雑談する
  • 友人の家に招かれて、礼を述べる
  • 誘いを断り、別の日を提案する
  • 写真を撮ってもらうよう頼む
  • 忘れ物をしたと伝えて、探してもらう

困る場面ほど、練習の価値が高い。

うまくいく場面より、うまくいかない場面を先に練習しておく。

2番・6番・12番のような、こちらが困っている設定を選ぶとよい。

同じ場面を3回繰り返す

回数条件狙い
1回目メモを見てよい言い回しを知る
2回目メモなし取り出せるようにする
3回目崩しを入れてもらう本番に対応する

1回で終わらせると、本番では出てこない。

3回目でつまずいたら、もう1回やる。回数を優先する。

同じ場面を扱うので、講師の準備も軽く済む。

役を交代してみる

自分が相手側の役をやると、見え方が変わる。

  • 相手がどんな言葉で聞いてくるかが分かる
  • 断る側の言い回しを覚えられる
  • 自分の説明が分かりにくかった理由が見える
  • 質問する側の表現が増える

3番目の効果が大きい。

聞く側に回ると、自分の説明の順番が悪かったことに気づける。

講師に「役を交代してください」と頼むだけでできる。

オンラインと通学で、ロールプレイの向き不向きがある

場面の種類向いている形式理由
オンライン会議の練習オンライン本番と同じ環境で再現できる
電話の練習オンライン(画面を切る)相手の顔が見えない状況を作れる
対面の商談通学表情と間が再現できる
来客対応・立ち話通学身振りを含めて練習できる
面接両方本番の形式に合わせる

2番目の工夫は有効だ。

オンラインで画面を切ってもらえば、電話と同じ条件で練習できる。

電話が苦手な人は、この形を1度やってみるとよい。

グループレッスンでのロールプレイ

受講者どうしで組む形式もある。

相手利点欠点
講師自然な英語が返ってくる親切に進めてしまう
他の受講者相手も詰まるので、実際に近い間違いが訂正されない

受講者どうしの練習にも価値はある。

相手が完璧な英語を話さない状況は、実際の国際的な場面に近い。

ただし最後に講師の講評を入れてもらわないと、誤りが残る。

ロールプレイの後にやること

  1. 詰まった箇所を3つ書き出す
  2. そこで言いたかったことを日本語で書く
  3. 講師に、その場面での言い方を聞く
  4. 教わった表現で、同じ場面をもう一度やる
  5. 次回、同じ設定で再演する予定を決める

4番までやって、1回のロールプレイが完結する。

やりっぱなしにすると、詰まった箇所が次も同じように詰まる。

時間が足りないときは、1番と2番だけでもその場でやる。

自分ひとりでロールプレイを練習する

レッスンの外でもできる。

  • 両方の役を自分でやり、録音する
  • 想定される返事を3通り書き出して、それぞれに答える
  • AIの音声機能を相手役にする
  • 台本を見ずに、場面だけ決めて1分話す

2番が準備として有効だ。

返事を3通り想定しておくと、本番でどれかに当たる確率が上がる。

想定していない返事が来ても、考える型ができているので立て直せる。

レベル別に、ロールプレイの難易度を調整する

段階場面の長さ崩し方準備
初級3往復で終わる入れない単語をメモしてよい
初中級5往復聞き返しだけ単語メモのみ
中級10往復断る・話題を変える設定だけ見る
中上級時間で区切る反論・沈黙準備なし
上級複数人で進む割り込み・要約要求その場で設定を渡される

自分の段階より1つ上を選ぶとよい。

楽にこなせる難易度でいくら回しても、伸びる幅は小さい。

詰まる回数が多いくらいが、ちょうどよい設定だ。

ロールプレイで講師が見ているところ

講師の側は、やり取りの中で複数の点を同時に見ている。

  • 目的を達成できたかどうか
  • 詰まったときに黙ったか、別の言い方に切り替えたか
  • 相手の発言を受けて返しているか、用意した文を並べただけか
  • 質問を返して、会話の主導権を取れたか
  • 時制と語順の誤りが、意味の妨げになっていないか

2番目と3番目が、実際の評価では重い。

文法の誤りは指摘されやすいが、会話が止まる原因は文法より「切り替えられないこと」にある場合が多い。

だから講評でも、そこを聞くとよい。

講評でしてもらう質問を決めておく

  1. 目的は達成できていましたか
  2. 相手として、分かりにくかったのはどこですか
  3. 詰まった箇所で、どう言えばよかったですか
  4. もっと自然になる言い方はありますか
  5. 次回、何を直せばよいですか

2番を入れるのが大事だ。

「相手として分かりにくかった箇所」は、講師にしか答えられない。

文法の誤りは後から自分で調べられるが、伝わり方は聞いた人にしか分からない。

録音して、自分のやり取りを聞き直す

聞き直す観点数えるもの改善の方向
沈黙3秒以上の空白の回数つなぎの一言を用意する–
言い直し同じ文を作り直した回数短い文で言い切る–
質問自分から聞いた回数最低3回にする–
相づち相手の発言への反応種類を増やす–

数えるだけでよい。

感想ではなく回数で見ると、次に何を直すかが決まる。

録音の可否はスクールによって異なるため、事前に確認しておく。

詰まったときに使う「つなぎ」を用意する

本番で沈黙しないために、決まり文句を持っておく。

  • 考える時間を作る一言(少し考えさせてください)
  • 言い換えを予告する一言(別の言い方をすると)
  • 確認する一言(つまりこういうことですか)
  • 助けを求める一言(この場合、何と言いますか)
  • 話を戻す一言(元の話に戻ると)
  • 要約する一言(まとめると)

この6つがあると、沈黙が減る。

つなぎの一言は、内容ではなく時間を稼ぐために使う。

ロールプレイの中で意識して混ぜると、本番でも出るようになる。

場面を記録して、在庫にする

やった設定は、ためておくと使い回せる。

記録する項目書く内容
日付いつやったか
設定場面・自分の役・相手の役
崩し方指定した内容
詰まった箇所3つまで
教わった表現その場で書き取ったもの
次回再演するかどうか

6項目でよい。

3か月続ければ、自分専用の場面集ができる。

講師が交代したときも、この記録を見せれば続きから始められる。

ロールプレイが向かない場面もある

  • 発音そのものを直したいとき
  • 文法の基礎を学び直したいとき
  • 単語量を増やしたいとき
  • 長い文章を読む力をつけたいとき

この4つは、別の練習のほうが早い。

ロールプレイは、持っているものを取り出す練習であって、入れる練習ではない。

入れる作業は自習でやり、レッスンでは取り出す練習に時間を使うと配分がよくなる。

スクール選びのときに確認しておくこと

  1. こちらが設定を持ち込んでよいか
  2. 教材以外の内容を扱えるか
  3. 同じ場面を複数回やってよいか
  4. 講師を固定できるか
  5. レッスンの録音が可能か
  6. 講評の時間が取れるか

4番が効いてくる。

講師が毎回変わると、設定の説明に毎回時間を取られる。

体験レッスンの申し込み時に、この6点を質問しておくと判断しやすい。

詳しい条件は各スクールの公式サイトでご確認ください。

1か月の進め方の例

週やること崩し方
1週目場面を決めて、メモありで1回なし
2週目同じ場面をメモなしで1回聞き返し
3週目同じ場面に崩しを入れて1回断る
4週目役を交代して1回沈黙

1か月で1場面が仕上がる。

年に12場面できれば、仕事で困る場面のほとんどをひととおり通れる。

週1回のレッスンでも、同じ場面を積み上げる形にすれば手応えが出る。

毎回違う場面をやると、どれも中途半端になる。

面接の予行演習としてのロールプレイ

外資系の採用面接を控えている人は、専用の設定を作るとよい。

  • 自己紹介を2分で話す
  • 職務経歴を、時系列ではなく成果の順で話す
  • 転職の理由を、前職の批判なしで説明する
  • 失敗した経験と、そこから学んだことを話す
  • 逆質問を3つ用意して、実際に聞く
  • 答えにくい質問に、間を置いてから答える

6番の練習をしている人は少ない。

想定外の質問に対して、慌てずに時間を取る動きは練習で身につく。

講師に「意地悪な質問を1つ入れてください」と頼んでおくとよい。

出張・赴任前に通しておきたい場面

時期場面優先度
出発前入国審査・乗り継ぎ高い
到着直後ホテル・交通・食事高い
1週目あいさつ・自己紹介・雑談高い
2週目以降会議での発言・報告中くらい
随時体調不良・トラブル対応高い

最後の行を飛ばす人が多い。

困ったときの英語こそ、練習していないと出てこない。

体調を崩した・荷物が届かない・予約が消えていた、といった場面を先に通しておく。

相手の英語が聞き取れない前提で組む

本番で困る原因の多くは、話すことではなく聞き取れないことにある。

  1. 速さを上げてもらう
  2. 訛りのある話し方をしてもらう(対応できる講師がいる場合)
  3. 周囲の音がある状況を想定する
  4. 電話の音質を想定して、画面を切る
  5. 聞き返しの表現を3種類使い分ける

5番が実用的だ。

「もう一度」だけでは、3回目で気まずくなる。

ゆっくり言ってもらう・言い換えてもらう・自分の理解を確認する、の3つを使い分ける。

やってはいけない進め方

  • 台本を暗記してから臨む
  • 詰まったらすぐ日本語で説明してもらう
  • 毎回違う場面をやって、振り返らない
  • うまくいった回だけを覚えている
  • 時間いっぱい話して、講評の時間を残さない

5番目は起きやすい。

ロールプレイに夢中になって、講評なしで終わる回が続くと、練習量のわりに伸びない。

最初に「最後の5分は講評にしてください」と伝えておくと防げる。

グループの中で発言を取る練習

複数人の会議で黙ってしまう人は、専用の設定を作るとよい。

状況やること回数の目安
話が続いている区切りで割り込む1回のレッスンで3回
意見を求められた結論から先に言う毎回
話についていけない要約を求める1回
反対意見がある同意してから述べる1回

回数を決めておくのが要点だ。

「積極的に発言する」では行動にならないが、「3回割り込む」なら数えられる。

グループレッスンなら、そのまま本番に近い環境になる。

定着したかどうかの見分け方

  • 同じ場面を、準備なしで最初から通せる
  • 崩されても、話を元に戻せる
  • 詰まったときに黙らず、言い換えられる
  • 相手の発言を受けて、質問を返せる
  • 本番で使って、通じた実感があった

5番まで来たら、その場面は終わりにしてよい。

本番で1度使えた場面は、次から自動的に出てくるようになる。

そこまで来たら、次の場面に移る。

相手役を誰にするかで、練習の質が変わる

相手向いている練習気をつけること
ネイティブ講師自然な言い回しと速さに慣れるこちらに合わせすぎることがある
日本人講師詰まった理由を日本語で整理する説明に時間を取られやすい
非英語圏の講師実際の国際的な場面に近い言い回しの自然さは別途確認する
他の受講者相手も詰まる状況に慣れる誤りが訂正されない

3番目を経験しておく価値は高い。

実際の仕事で英語を話す相手は、英語を母語としない人であることが多い。

その環境を一度でも通しておくと、本番での戸惑いが減る。

対応できる講師がいるかどうかは、各スクールの公式サイトでご確認ください。

最初の1回を、今週のレッスンで頼む

設定を作り込む前に、まず1回やってみるほうが早い。

  1. 直近1か月で英語に困った場面を1つ思い出す
  2. その場面の相手と目的を1行ずつ書く
  3. レッスンの冒頭で講師に渡す
  4. 崩し方を1つだけ指定する
  5. 終わったら、詰まった箇所を3つ書き出す

準備は5分で足りる。

完璧な設定を待つより、粗い設定で1回やったほうが情報が増える。

2回目からは、1回目で詰まった箇所を設定に反映すればよい。

「この場面をやりたいです」の一言が、レッスンの中身を変える最短の手だ。

英会話のロールプレイ練習でよくある質問

恥ずかしくて役に入れないとき

自分に近い設定から始める。

架空の人物を演じるより、実際の自分の仕事の場面のほうが入りやすい。

台本は用意すべきですか

設定は用意して、台本は作らない。

台本があると読み上げる練習になってしまい、考えて話す練習にならない。

何分くらいやるのが適切ですか

1回5〜10分が目安になる。

長くやるより、短いものを3回繰り返すほうが定着する。

初心者でもできますか

場面を簡単にすればできる。

買い物や道案内など、やり取りが数往復で終わる場面から始める。

講師が崩してくれないとき

崩し方を具体的に指定する。

「一度断ってください」「途中で話題を変えてください」と、動作で伝えると通じる。

仕事の内容を話すのに抵抗があるとき

固有名詞と数字を置き換える。

業種と場面の構造だけ残せば、練習としては成立する。

同じ場面ばかりで飽きませんか

崩し方を変えれば、毎回違う展開になる。

設定は同じでも、相手の出方が変われば練習の中身は変わる。

本番で使えたか、どう確認しますか

本番の後に、詰まった箇所を書き出す。

それを次のロールプレイの設定にすれば、練習と本番がつながる。

オンラインでもロールプレイはできますか

できる。

オンライン会議の練習なら、むしろ本番と同じ環境で再現できるので向いている。

教材のロールプレイは無駄ですか

無駄ではない。

基本の言い回しを覚える段階では有効なので、その先に崩す練習を足すという順番で考える。

まとめ|英会話のロールプレイ練習は、崩されてこそ意味がある

  • 台本どおりに進むロールプレイは、暗唱の練習にとどまる
  • 設定は5項目で作る。特に「相手の目的」と「崩し方」を入れる
  • 崩し方は10通り。毎回1〜2つだけ指定して難易度を上げる
  • 同じ場面を3回。メモあり・メモなし・崩しありの順で進む
  • 役を交代すると、自分の説明の弱点が見える
  • 終わったら詰まった箇所を3つ書き出し、その場でやり直す
  • 本番で詰まった箇所を、次の設定にして循環させる

練習で一度も困らなかった場面は、本番でも対応できない。

次のレッスンでは、崩し方を1つ指定するところから始めてみてほしい。

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