内容証明郵便の出し方|英会話スクールへ解約や返金を通知する手順

内容証明郵便の出し方|英会話スクールへ解約や返金を通知する手順

内容証明は、英会話スクールへ出した文書の中身と日付を、郵便の側で証明してもらう仕組みだ。

解約や返金を電話で伝えただけだと、あとで言った言わないの話になりやすい。

そのすき間を埋めるのが、この郵便の使い方になる。

この記事では、英語サービスを55社以上見てきた立場から、日本郵便の案内をもとに出し方を整理する。

証明されるのは文書が存在したことで、中身が正しいことではない。

先に結論を示し、そのあとで料金・書き方・送る順番の順に進める。

個別の契約の扱いは各事業者・各窓口にご確認ください。

目次
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この記事を書いた人

高正熊生

  • オンライン英会話の受講&取材経験は合計50社以上
  • TOEIC920
  • 英検準一級
  • VERSANT50
  • 留学(大学/語学/ワーホリ)
  • 外資系/海外勤務経験あり
  • 海外在住歴12年
  • シャドテンアンバサダー(シャドーイング歴1年以上)

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【結論】内容証明は「いつ何を伝えたか」を残すために出す

残るのは日付と文面の証明

内容証明は、一般書留郵便物の内容文書について証明するサービスだ。

いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかを、差出人が作成した謄本によって日本郵便が証明する。

英会話スクールとの話で大事になるのは、期限のある通知を出した日付だ。

証明されること証明されないこと
文書が存在したこと文書の内容が真実かどうか
差し出した日付と差出人・受取人相手がその内容に同意したこと
証明される範囲(日本郵便「内容証明」)

証明の対象は文書の存在なので、書いた主張が通るかどうかは別の話になる。

それでも、通知をした日付が争いにならないことには大きな意味がある。

内容証明が役に立つ英会話スクールの場面

どんな通知でも内容証明にする必要はない。

出した日付が結果を分ける通知ほど、この形が向いている。

場面日付が大事な理由
契約書面を受け取ってからの解除8日という期間の中で出したかが問われる
中途解約の申し出精算の基準になる日がずれると額が変わる
返金の請求いつ請求したかが、その後の手続きの出発点になる
日付が結果を分ける場面

電話やチャットで伝えたあとに、同じ内容を文書で残す使い方もある。

スクールの窓口が受け付けてくれないときほど、日付の残る形が必要になる。

8日以内の解除の出し方はクーリングオフのやり方にまとめている。↓

内容証明を郵便局の窓口で出すときに用意するもの

窓口で出すときは、3つのものを持っていく。

  • 内容文書(受取人へ届く本文)
  • 謄本2通(差出人と郵便局が1通ずつ保存する写し)
  • 内容証明の加算料金を含む郵便料金

内容文書も謄本も、用紙の大きさや書く道具は問われない。

市販の内容証明用紙でなくてもよく、コピーで作ってもかまわない。

謄本には字数と行数の制限がある

窓口で出す場合の文書の文字数は、1枚当たり520文字とされている。

一部の取扱局では、内容証明を特定の曜日だけ扱っていることがある。

出かける前に、近くの局で扱っているかを確かめておくと無駄足にならない。

内容証明の料金の数え方

料金は、ふつうの郵便料金に加算料金が乗る形になる。

項目料金
内容証明の加算料金(1枚目)480円
2枚目以降1枚ごとに290円増
差出郵便局で謄本を閲覧する場合480円
窓口の内容証明の加算料金(日本郵便「内容証明」)

金額は日本郵便の案内に示された額で、税込か税抜かの別は窓口で確かめておく。

内容証明は一般書留にする必要があるので、書留の料金もかかる。

出した日を相手が受け取った日まで残したいなら、配達証明をあわせて付ける。

文面は1枚に収まるように短く書くほど、料金も読み手の手間も減る。

同じ文面を2通以上同時に出す同文内容証明では、2通目以降が半額になる。

内容証明をネットで出すe内容証明という道

郵便局へ行かずに出す方法もある。

e内容証明は、インターネットを通じて内容証明郵便を24時間発送できるサービスだ。

Wordファイルで作った文書をアップロードすると、機械で印刷・照合・封入封かんして発送される。

比べる点窓口e内容証明
1枚の文字数の目安520文字まで1,584文字が目安
受付郵便局の窓口の時間24時間
文書の作り方紙で謄本2通を用意Wordファイルをアップロード
窓口とe内容証明の違い(日本郵便「e内容証明」)

受取人あてに正本が、差出人あてに謄本が、一般書留で届く。

文書1枚で謄本を通常送付にした例では、合計が1,295円と示されている。

差出のボタンを押した時点の日付が、文書に印字される仕組みだ。

内容証明の本文に書く項目

本文は、相手が契約を特定できることを一番に考える。

  • 契約した日
  • 契約者の名前
  • コース名や受けている役務の名前
  • 契約金額
  • 何を求めるのか(解除・解約・返金など)
  • 通知を出した日

この並びは、消費者庁がクーリング・オフの通知に書くよう挙げている情報とも重なる。

求めることは1文で言い切る

気持ちや経緯を長く書くほど、肝心の要求が読み取りにくくなる。

経緯は日付と出来事を箇条で並べるだけで足りる。

返金を求めるなら、振込先の口座もあわせて書いておく。

内容証明の文面を組み立てる順番

文面は、上から順に読めば用件が分かる並びにする。

順番書くこと
1題名(例=契約解除通知書)
2契約を特定する情報(日付・コース名・金額)
3求めること(解除・解約・返金)を1文で
4返金の振込先と、返事をもらいたい期限
5通知を出した日と差出人の名前・住所
文面の並び

題名を先に置くと、受け取った側が書面の目的をすぐにつかめる。

相手の担当者が変わっても、この1枚だけで話が通じる形にしておく。

感情的な言葉は入れず、事実と求めることだけを並べる。

書き上げたら、契約書面の事業者名と住所の表記と1文字ずつ照らし合わせる。

相手の名前が違っていると、届いても話が混乱するもとになる。

内容証明を出す前に確かめる4つのこと

出してから書き直すことはできないので、先に確かめる。

確かめること見る場所
受取人の正式な名前と住所契約書面の事業者欄
通知の期限がいつまでか契約書面の解除の欄
メールやフォームでの通知先があるか契約書面・規約
謄本の控えを残す手順窓口かe内容証明か
出す前の4つの確認

契約書に電子メールでの通知先が書かれていれば、その方法も使える。

消費者庁のQ&Aでは、電子メールのほか専用フォームやFAXでのクーリング・オフも挙げられている。

メールで出したときは、送信したメールを保存しておく。

契約後に受け取る書面の中身は概要書面の見方にまとめている。↓

内容証明を出したあとに残すもの

出して終わりではない。

手元に戻る謄本が、そのあとの話し合いの土台になる。

差出人は、差し出した日から5年以内なら、差出郵便局に保存されている謄本の閲覧を請求できる。

同じく5年以内なら、謄本を差出郵便局に出して再度証明を受けることもできる。

謄本と受領証はまとめて保管

配達証明を付けたなら、そのはがきも一緒にしまっておく。

スクールから返事が来たら、その日付も同じ束に書き足していく。

内容証明を出しても話が進まないときの窓口

内容証明は通知の手段で、相手に払わせる力は持っていない。

返事が無い、または返金に応じないときは、次の窓口へ進むことになる。

最初の入口は、地域の消費生活センターにつながる消費者ホットライン188だ。

話し合いで決着しなければ、裁判所の手続きという段もある。

どの窓口でも、内容証明の謄本がそのまま材料になる。

相談の入口は消費者ホットライン188の使い方にまとめている。↓

内容証明についてのよくある質問

Q. 内容証明を出せば主張が認められますか

  • A. 証明されるのは文書の存在で、内容が真実かどうかを証明するものではない。

Q. 市販の専用用紙でないとだめですか

  • A. 用紙の大きさや記載用具は問われず、コピーで作ってもかまわない。

Q. 郵便局へ行けない時間でも出せますか

  • A. e内容証明なら、インターネットで24時間受け付けている。

Q. 出した文書をあとで見直せますか

  • A. 差し出した日から5年以内なら、差出郵便局で謄本の閲覧を請求できる。

Q. メールで解除を伝えるのはだめですか

  • A. 消費者庁のQ&Aでは、電子メールによるクーリング・オフも代表的な例として挙げられている。

まとめ|内容証明は期限のある通知の日付を守る道具

覚えておくことは3つにまとまる。

  • 証明されるのは文書の存在と日付
  • 窓口なら謄本2通、ネットならe内容証明
  • 謄本は5年以内なら閲覧を請求できる

期限のある通知ほど、日付の残る形で出しておく。

求めることは1文で書く

返事が無ければ、謄本を持って次の窓口へ進む。

日付の並んだ記録が、どの窓口でもいちばん強い材料になる。

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参考文献

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返金の上限額の出し方は英会話スクールの解約と返金にまとめている。↓

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